6月8日、宮城のボランティアさん、サラネットワークの皆さんといっしょに
双葉郡浪江町津島の農協前でガリガリに痩せた猫さんを保護しました。
人なつこく、スリスリごろごろです。
保護した場所には張り紙をし、当方で大切にお預かりしています。
保健所、警察、市役所にも届けを出しています。
血液検査ではエイズも白血病もマイナスでした。
ワクチン、ノミダニ駆除を致しました。
ここは警戒区域から外側の計画的避難区域になっていて、線量がかなり高く、人は避難してしまい見かけません。
保護をしたあとで福島市に戻る途中、道ばたで猫や犬に会いました。
人恋しくて寄ってくるのです。でも、近づけば逃げてしまう。
日はとっぷり暮れて、闇夜のなかで捕獲はできません。
そのたび、フードを与えるため車を降り、そのたび何台ものパトカーにとめられて
尋問を受け、そのたび説明し、そのたび「フードをあげてくださいませんか」とお願いし、そのたび断られ、そのたびしつこくお願いしました。
なぜ、飼い主さんはいっしょに逃げられなかったのか。
同行避難できる避難所や施設が少ないことが大きな理由でしょう。
行政によって、まったく対応がばらばら、異なっています。
災害時の法整備が早急に必要です。