5月初めに福島から遥々つくばまでやってきた3姉妹のうち、4匹の子猫を産んだ「しまちゃん」がよく遊ぶようになりました。子猫がいたためか気性が荒く、毎度のゴハンタイムは皮手袋を着用し、唸られたり引っかかれたりしながらの世話でした。
出産後8週を過ぎた頃に子猫4匹と離し、離乳してさらに1週間後、しまちゃんは避妊手術をし、ひとり部屋に移りました。出産&授乳ですっかり細くなった体を休め、体力を快復させたい思いで、授乳中と同じ子猫用のゴハンを中心にあげています。
今週は我が家に来て12週目。自分が産んだ子猫が新しい家族の元へ向かったことを知ってか知らずか、母猫のきりっとした顔から、まだあどけない1歳前のキュートな若猫の顔になってきたように感じます。
ゴハンタイムに私がしまちゃんの部屋に入ると棚の下に隠れますが、いちばん奥まで潜り込んでいた先週よりずっと進歩し、ずいぶん手前に留まるようになりました。
また、小さく華奢な体を身軽に操り、私が振り回すじゃらし棒に乗ってくるようにもなりました。
子猫たちと離した夜から数日間は鳴きどおしだったしまちゃん。主人が何度も「親子離すのはかわいそうだよ、戻してあげようよ」と言い、私も気持ちが揺らぎながらのガマンの日々でした。
しまちゃん、君にいちばん似ているエちゃんが新しい家族に馴染もうと一生懸命がんばってるよ。だからもう肩の荷を下ろして若猫らしく元気いっぱいの日々を送ろうね。
しまちゃんがスリスリしてくるようになったら里親募集する予定です。